□第二話 昭和40年代(登野城)

□第二話(登野城)

第二話
現役海人Sさん中学時代 海での遊びのお話です。
昭和40年代 登野城 手作りの舟(サバニ)

今もそうだけど、親には「海であそぶなよ!」ってよく言われたよ。でも、親に隠れて遊んでたね。
だから、海で遊んだあとは濡れちゃうから、濡れていると、すぐにばれちゃってから、怒られたよ。

裸で泳いだりはしなくて、Tシャツと短パンだったね。あの頃も、ハブクラゲがいっぱいいたから、やっぱり服を着てたね。でもよく刺されたよ。今みたいに、お酢なんて使わずに、そのままほっといた。

よく覚えてるのは、みんなで舟を作ったこと。一人乗りのとっても小さな舟。まわりからベニヤ板を集めてきて作ったよ。浸水防止に浜辺で拾ったコールタールを塗ったんだ。漕ぐときは、小さな板を手に持って漕いでいたよ。

目的地は、今の八重人工島の場所にあった防波堤。だいたい、舟10せきくらいで。大船団だね。たまにひっくり返っちゃうのもいたけど、中学生だったからみんな無事だったね(笑)。

防波堤まで何しに行ってたって?イカ釣りだよ。船に竿とリールとバケツをのせて。よく釣れたよ。家に持って帰ったけど、手製の舟で防波堤まで渡ってたなんて言ったら、怒られちゃうから、港で釣ったことにしてね(笑)。

防波堤の周りには、テトラポットみたいなものがあったから、よじ登って上にあがってた。もちろん、注意もされたよ。港にいるオヤジとか警察の人とかにね。

だから、港とかに海で遊ぶな、みたいな看板があるんだろうね。今とは遊びの度合いが違ったからね。とっても楽しかったさぁ~。

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