□アメリカ統治下で使われていたお金は?

□アメリカ統治下で使われていたお金写真

沖縄戦が終わり、沖縄はアメリカ軍の支配下におかれる。
住んでいた家は焼け、土地は軍用地として没収されるなか戦後がはじまる。
経済の混乱が続き、1946年のなかばまで通貨は使われず物々交換がおこなわれていた。
その後、本土からの引場者が円を持ち込み一方、アメリカ軍政府はB型軍票)という名の通貨を発行、1円が1B円と
みなされ、円とB円が同時に使われる時期が続いた。
1948年、米軍瀬府は沖縄から日本円を排除し、B円だけを法定通貨とした。
さらにドルと円の為替レートが本土では1ドル=360円、沖縄では1ドル=120B円とされた。
このような為替レートの設定は、アメリカ軍に依存する沖縄経済の構造をつくりだした。
冷戦体制のもとで、沖縄の米軍基地は次々と整備されていったが、基地建設に必要な資材は本土から優先的に輸入されたそのため、資材購入のためのアメリカのドル資金が大量に日本に流れこみ、日本の輸出産業を育てることになった。
沖縄では「円高」により輸入が増え、輸入に依存する経済構造が生まれ輸出に不利な為替レートのため、産業の中心で
ある製造業が十分育たず、多くの労働者や建設業者、サービス業者などは、基地に仕事を求め、基地に依存するようにもなった。またドルの流入はアメリカ経済とのむすびつきを強め、1958年にはB円は廃止され、ドルに統一されることになる。

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